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得失点差マイナス26からのスタート〜具志川商4

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 「今日は応援ありがとうございました」

試合後、目一杯応援してくれた方々へ

感謝の言葉を述べる

野球部ナインたちの姿がそこにはあります

そのひとつ具志川商ナインは


第97回全国高校野球選手権沖縄大会準々決勝戦にて

敗れはしましたが

春の準優勝校を相手に臆せず立ち向かっていきました

同校2度目となるベスト8進出を果たした彼らに敬意を表して

紹介していきたいと思います。

こちらもどうぞ

得失点差マイナス26からのスタート〜1

得失点差マイナス26からのスタート〜2

得失点差マイナス26からのスタート〜3


具志川商として3度目のベスト16進出を決めたナイン。

そこに立ちはだかったのは、

北部の雄、宜野座高校でした。

具志川商の先発はエース宮城。初回、宜野座打線を三者凡退に斬りましたが

肘痛のため無念の降板を余儀なくされます。

後を継いだ徳嶺は3回、一死から9番赤嶺に三塁打を浴びるピンチを招くも、

1、2番を抑えるなど4回までゼロをボードに並べます。

しかし5回、一死から二塁打を打たれると次打者のバント処理からの三塁送球で

自らのミスが生じてしまい一・三塁としてしまいます。

三振でツーアウトまでこぎつけますが、

痛恨の2者連続四死球で押し出しの先制点を許してしまいました。

打線も5回まで僅かヒット2本に抑えられる苦しい展開。これまで先行してきた2試合と違い、追いかける立場となりましたが、

良い意味で彼らには、勝たねばならないというような悲壮感漂うプレッシャーは無く、

大会自体を楽しんでいたかのような

背中を後押ししてくれるベンチナインからの声に対し

驚異の粘りを見せていくのでした。

6回、一死から相手のエラーで出塁した走者を犠打で進めると、

東仲と徳田の連続タイムリーが飛び出し逆転に成功。

さらに8回には、二塁打を放った与那嶺を置いて徳嶺がセンター前へ弾き返して貴重な1点を加えます。

しかし、このままで終われるほど野球は甘くないということを、

彼らは思い知らされることとなります。

9回表、連続四死球を与えてしまうと中軸に連続タイムリーを浴び、土壇場で同点とされてしまいました。

ですがここで徳嶺が踏ん張り、スリーアウト目の打者をショートへのライナーに斬ったことが、その裏のサヨナラ劇への布石となります。

9回裏、具志川商は一死から宮城がライトの頭上を襲う二塁打を放ちます。相手の送球間のミスの間に宮城は三塁を陥れる好判断。

そして打席の嘉数が初球を叩く!

ナインの思いを乗せた打球は、レフト前へ!

歓喜のサヨナラで見事、7年振り2度目のベスト8進出を果たしたのでした。

【 2015/07/11 北谷公園野球場 】

宜野座
000 010 002 | 3
000 002 011×| 4
具志川商
(具)宮城、徳嶺−東仲
二塁打 / 与那嶺、徳嶺

※主な選手の成績
徳嶺 8回39打者8安打6三振6四死球2自責点

徳嶺 3打数1安打1打点1得点
東仲 4打数2安打1打点1得点
徳田 4打数2安打1打点0得点
嘉数 4打数1安打1打点0得点
与那嶺 3打数2安打0打点1得点


62チームのうち、たったの8校のみに許された準々決勝の舞台。

そこには、中部商やコザ、美里工、石川、嘉手納といった

中部地区で凌ぎを削る、とは中々言えない、自分たちの遥か上を行くチーム力を持つ猛者たちの姿は無く、

首里や浦添商、豊見城、小禄、那覇といった強豪もいません。

失うものは何も無い!全力でぶつかるだけ!

そんな気持ちで宮古に向かっていった具志川商ナインでしたが、

やはりさすがは春季県大会準優勝の宮古。

1番徳嶺が初回、6回、そして最終9回に出塁する3安打を

宮古のエース松川竜之丞に浴びせましたが、

後続が斬られ残念ながら得点を挙げるまでには至りませんでした。

しかし守っては徳田と徳嶺がそれぞれ70球を投げる力投で

中部商の前田から6点を奪った宮古打線を4点に封じたことは、

胸を張っても良いことだと思います。

宮古の校歌が終わったグラウンドの彼らの目には

涙があふれる選手もいれば、

やりきったという表情を見せる選手もいました。

グラウンド外へ出た彼らの手には、

自分たちの勝利のためにマネージャーたちが追った千羽鶴がありました。

「おめでとう。オレらの分も頑張ってくれよ!」
   
 

宮古の下地秀主将らは笑顔で受け取ります。

応援団の前に戻ったナイン。

島袋剣主将がお礼と感謝の言葉を述べました。

   
 

勝負事ですから、どうしても勝者と敗者に分かれます。

ですが、最後まで全力を出し切ったナインには

温かい眼差しと拍手が待っているのです。

それが高校野球。

残念なことに、10名の3年生たちが去った野球部は

現在8名しか居ないとのこと。

これを読んで何かを感じてくれた

具志川商に籍を置く男子が

一人でも多く野球部へ入ってくれることを願っています。

もちろん、来年の進路を決めようとしているうるま市の中学生たちへも。

/當山

〜おわり〜

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「大会の撮影(個人、チームごと)を引き受けたらいいのに」

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仕事の兼ね合いもあり、お客様の全ての要求に応えられるわけではありません。

それでも、前もって試合やその他の情報を前もって教えていただくことで、対応していきたいと思います。

また、投HPでの掲載写真の購入依頼も引き受けいたします。
(おきなわ野球大好きに掲載されている写真は、おきなわ野球大好き(比嘉)へお願いします。それ以外の写真のみ引き受け致します)

- 試合撮影以来 -
(個人) 5000円~
(チーム)10000円~
※後日、データをCD-Rに焼いてお送りいたします

- HP掲載写真購入依頼 -
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詳しいことをお聞きしたい方は下記のアドレスまでお願いします
islandstadium@gmail.com(當山)

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